福祉のなかには身体障害者福祉司という仕事があります。一般的にはあまり知られていませんが、福祉事務所などに於いてさまざまな指導を行います。
聞きなれない名称なので、どのような仕事をするのかも解りづらいと思いますが身体障害者更生相談所や福祉事務所が、身体障害者福祉司の主な職場になります。そしてそこで事務所員などに、身体障害者の福祉に関しての技術指導を行ないます。また本人への指導、更生援護が必要かどうかの判断、相談業務、身体障害者の調査や、援護の種類の検討、およびこれらに付随する業務のうち、専門的技術が必要な仕事を行なっています。利用者からの相談内容は、義手や義足が必要である、施設に入所して訓練を受けたい、医療を受けたいなど、さまざまなものがあります。
また、普段の生活や仕事をする上での困りごとなどにも細かく相談に応じて、その人にあった解決方法を探し出し、指導などをおこないます。身体障害者更生相談所では、身体障害者一人ひとりに対してもっとも効果的に更生できるように、医療・福祉の専門職員は、医師や心理判定員、身体障害者福祉司などを含めて技術的な判定を行なっています。他の職種と連携・協力して仕事を進めていかなくては利用者によりよいサービスを提供することはできません。
また身体障害者福祉法に規定される任用資格を、もっていなければならないものの一つに身体障害者福祉司があります。身体障害者福祉司の仕事に就くためには、次の5つの条件のいづれかに、あてはまらなければなりません。
1 医師である
2 社会福祉主事任用資格を持ち、2年以上の実務経験がある
3 厚生労働大臣指定の養成施設を卒業した
4 社会福祉主事任用資格を持ち、2年以上の実務経験がある
5 上記に準ずる学識経験者
そして、公務員試験にも合格しなければなりません。その後、身体障害者福祉司として配置されるのは、任用資格を持つ人だけです。しかし希望通りにすぐ身体障害者福祉士として配置される場合もありますが、まず行政職や事務職に携わったあとに人事異動で配置されたりする場合もあります。
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